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「船場吉兆」に思うこと

こんにちは、戸井田とおるです!
いつもお世話になり、心より感謝致しております!

「船場吉兆」の一連の経緯を見てて呆れるのは、私だけではないと思いますが、料亭と言えば思い出がある。もう、三十年も前の事ですが、父の秘書になりたての頃のことだった。秘書といっても車の運転が主な仕事だった。当時は、夜になると会合はほとんどホテルか料亭だった。父は酒が飲めず、料亭で話をするのが性に合わないようで、1時間もするとすぐに出て来るのが常だった。

そんな父が、長い事出てこなかったことがあった。浜町の「濱田家」だった。黒塀に囲まれたいかにも趣のある佇まいの料亭だった。父は会合が終わって出てくるなり、「ここはやっぱり一流の料亭だな!」と一言漏らした。その時はめったに飲まないお酒が入っていた。父が居心地が良いと言う事は、余程いい料亭なんだと思った。黒塀を眺めながら、将来、来る事が出来ればじっくり一流の料亭を味わってみたいと思った。

後に、濱田家の三田政吉オーナーが、父が選挙中に亡くなって、私が補充立候補でかろうじて当選した時、当選祝いに三田さんが「濱田家」に招待してくださった事があった。その時に初めて知ったのだが、父は三田オーナーとは昵懇の間柄だったそうだ。ワクワクしながら一歩足を踏み入れて驚いた。玄関は打ち水どころではなく、綺麗に洗い流されて塵一つ無い。古い板の間の廊下はタワシで磨いたのか真っ白で濡れた形跡は無くピカピカに光っていた。私は、「これだけ綺麗に磨かれているとほんとに気持ち良いですね!」と申し上げると三田オーナーは、そばに居た仲居さんに笑顔で「よかったね。お客さんが褒めて下すってるよ!」と一言。

その後、「濱田家」には行っていないというより、まだ行けない。一流というか本物の料亭には月並みな言葉かもしれないが、人の心を掴んで放さない何かがある。そして、其処では心に恥ずる事は話させない風格が漂っている。それは、綺麗に磨き上げる仲居さんの心であり、料理人の素材を生かした妥協を許さない精神がそうさせるのだろうと思う。いつか「濱田家」にいけるように、杉村太蔵議員じゃないけれど自分を磨こうと思うのです。

本物の料亭とはそういうものだと思う。「吉兆」にあこがれて一度は自分の力で入ってみようと頑張っている沢山の本物たちに、将来にお客さんに「吉兆」はどう応えるのだろう。
(「浜田屋」→「濱田家」に修正しました。丸坊主)

戸井田とおる

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